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群馬サッカーの厄日

来週がザスパ草津のホーム最終戦。で、今週は群馬FCホリコシのホーム最終戦。
今年男子アマチュアサッカー最高リーグJFLに同時参入した群馬の2チームは、
「2005年からのJ2参入」を最大目標に掲げ、この1年を戦ってきた。
いろいろと対照的な状況になっているザスパとホリコシであるが、
先だっての天皇杯4回戦で両者ともJ1チームを倒す快挙を達成した。
さて、両者の現状はどうだろうか。ちょっと気になってきたので行ってきた。
「群馬FCホリコシvs佐川印刷@敷島公園陸上競技場」。

ほぼ毎試合足を運んできたザスパについてはそれなりに感想も意見もあるのだが、
ザスパとの群馬ダービーマッチとまだ春先4月のvs愛媛FC戦の3試合しか知らないため、
ホリコシについてはほとんど何も分からないし知らない。
ただ4月の伊勢崎のゲームでは正直幻滅したっけなあ。
ホリコシの試合運びに失望したわけではない。応援体制が幻滅ものだったのだ。
堀越学園グループの学生応援団が「やらされてる」感たっぷりダレダレで、
応援コールの先陣を切る引率教授と思しき中年男性が状況も読まずに和太鼓乱打。
和太鼓が一般サポの声をも掻き消していることも読めていない悲劇・・・。

あれから半年。応援は変わった。劇的に好転していた。
真っ赤なレプリカを身に纏った「サポーター」がグループを成していた。
その殆どが学園とはほぼ直接の関係を持たない(つまり学生ではない)、
群馬FCホリコシのサッカーに惹かれて集まってきた人たちだ。
拡声器でコールをリードする男性に気合いは素晴らしい。
これに続くサポーターの声にも気持ちが入っていて、これなら選手の心に響くだろう。
前後半90分、彼らの声は途切れなかった。選手を盛り上げ、励ました。
天皇杯4回戦の番狂わせは選手のみの力で成し遂げたものではないと理解できた。
あの勝利は選手とサポーターで掴んだ金星であったのだ、と。

だから、あの2失点は勿体無かった。
前半をスコアレスで終えた後半立ち上がり、
ホリコシ守備陣が完全に集中を欠いたように見えた。
2失点目などは柏レイソルの猛攻撃の芽をことごとく摘んでしまったチームとは思えない。
天皇杯4回戦後初めてのJFL戦、しかもホーム最終戦。緊張もあったかもしれない。
しかし群馬FCホリコシは2006年からのJ2参入を目指すと聞いた。
重圧のかかる場面はいくらでもある。大変な試合が続くのは今年の経験でも明らかだろう。
ザスパサポの僕から見てもホリコシのサッカーは魅力がある。
もっと衆目を集めても全く驚けない、いいサッカーをしているのは事実だった。
そして熱い熱いサポーターもちゃんと生まれ、たくましく育っているではないか。
さらにたくましく、大いなる高みに向かって頑張れる下地があるのだから、
僕は群馬FCホリコシの面々にひとことだけ伝えたい。「がんばれ!」と。

敷島の試合後、場内放送でショックを受けた。
ザスパ草津、負けちゃったのかよ!(佐川大阪2-1ザスパ草津)
小田島の退場は痛すぎるぞ(状況まるでわからず、ではあるが)。
しかし一種のジンクスかな、今期のザスパは「7連勝チャレンジにことごとく失敗」。
前期第4節横河武蔵野戦から6連勝で迎えた前期第10節、群馬FCホリコシに引き分け。
以後2引き分け2敗と泥沼にはまった。
で、後期第15節佐川大阪戦から6連勝で迎えた後期第6節、群馬FCホリコシに敗れる。
振り返ってみたら2回ともホリコシか!(怒)
そして後期第7節ソニー仙台戦から6連勝で迎えた後期第12節、佐川大阪に敗戦。
2度目の6連勝のスタートが佐川大阪だったのに!お返しされちまった形かあ。
しかし3位Honda FCも大塚製薬に敗れたためザスパとの勝ち点差は「5」のまま。
残り2戦、2位確定の条件は、
次節「ザスパ草津vs佐川急便東京SC」「佐川印刷vsHonda FC」の結果次第だが、

1・「ザスパ勝利」ならHonda FCの結果不問で2位確定。
2・「ザスパと佐川東京が引き分け」ならHonda FC引き分け・敗戦で2位確定。
3・「ザスパ敗戦」でもHonda FCが引き分け・敗戦なら2位確定。

しかし!とにかく来週はザスパ草津のホーム最終戦、勝って決めるぞJ参入!

by urutimai1970 | 2004-11-21 23:30 | スポーツ