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J2第20節 アビスパ福岡 1-2 ザスパ草津

前半の都倉のアクシデントにも負けず、
後半のアビスパの猛烈な圧力にも耐え、
ザスパ草津、レベスタ初勝利達成。

全員がレギュラー、誰が出ても同じことができる。
バランスよく、全員で攻め、全員で守る。
今季のザスパが目指すサッカーを取り戻す気配が見えた。

安定したボール回しから、緩から急へのペースチェンジがよかった。
後藤の先制点も持ち味の鋭い飛び出しをうまく使ったもの。
ディフェンスもラインコントロールの統率抜群、
オフサイドを取ることでアビスパの攻撃の芽を摘み続けた。

後半、アビスパの逆襲。
大きなサイドチェンジが効果的に決まり始め、
右に左に振り飛ばされる悪い展開に。
大久保の同点ゴールはまさに「やられた!」の一語で、
敵ながら鮮やかなものだっただけに、気持ちはかなり暗くなった。

どうなることか。しかしその心配を吹っ飛ばしたのもザスパのサッカー。
一気にゴール前へ襲い掛かる廣山の思い切りのいいシュートがネットを揺らす。
ゴール前には複数で襲い掛かる形が今日はよく作れていた。
苦しい場面でその形が最も奏功したのだから痛快だ。

またGK北一真の奮闘も特筆しておこう。
高く位置する最終ラインの後ろをキッチリとカバー。
思い切りよく飛び出してクリアする判断のよさが何度もピンチを潰した。
もうひとつ飛び出しの判断に疑問があった北の、新境地を見た気がした。

苦しみながらも自分たちのサッカーを貫いて得た勝利は価値がある。
この勢いを加速させるためにも次節・ホームの愛媛戦が大切だ。
戦える。あとはみんなで喜ぼう。

都倉の怪我?が軽く済みますように…。

by urutimai1970 | 2009-06-07 20:10 | ザスパ草津