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北信越BCリーグ 群馬 1-4 新潟

NPBも含めてプロ野球初観戦。
夏休み最初の3連休最終日ということで、
埼玉県・本庄の試合会場には700人余りの観衆が詰め掛けた。

試合開始直前に売店を覗き(帰りにピンバッジ購入)、
お弁当、うどん、たこ焼きなど並ぶスタグルメからはカレーライスをチョイス。
観戦場所は首尾よくバックネット裏席をキープ。
薄曇、風もあり、非常に快適。
グラウンドも両翼90m、センター120m。
地方球場らしく数字的には狭い球場なのだろうが、
あらためて見るとなかなか広い。
国歌斉唱、本庄市長挨拶など、ちょっと気持ちが引きしまる。

試合開始前には両チーム応援団からエール交換。
小ぶりな内野席ながらビッチリ埋まった群馬側、
さすがに寂しい人数ながら逞しい声が響いてきた新潟側。
まったりのなかにもいい雰囲気が盛り上がってきた。プレーボール!

試合を追いかけながら懐かしい感じがした。
選手のことは誰一人分からない。
野球のルールはそれなりに分かるものの、
細かい戦術的なこととなると全く分からない。

それでもやっぱり群馬県民、
群馬ダイヤモンドペガサスを追って見ているうちに
だんだん面白くなり、惹き込まれ、思わず拍手などしていた。
必死さはやっぱり伝わってくるものだ。

またサッカーとは違って野球には「間」がある。
考え、想像して、次の一手を心待ちにする時間的余裕がある。
これが意外と心地いい。
ゴルフだったか、
試合時間の99%は考えている時間でプレーは1%ほどだと聞いたが、
野球もそれっぽい感じがある。
プレーヤーの気持ちになり、あるいは監督の気持ちになり、
それが自然な呼吸の中で気持ちを乗せていけるのが心地いいのかも。

スタンドを見渡せば文字通り老若男女全ての世代の人がいた。
それぞれがゆったりと野球を楽しんでいる感じがして、とってもよかった。
僕は正田スタではB-H北の様子しか知らないが、
B-H南やメインスタンドなんかは、
あるいはこういうゆったり感があるのかもしれない。

そういう雰囲気で気軽にスポーツ観戦が楽しめる環境というのはいいものだ。
群馬には野球・BCリーグがあり、サッカーJ2・JFLがあり、
ソフトボール・日本リーグ一部があり、ラグビー・トップリーグがある。
案外群馬はスポーツに関しては贅沢な環境があるのかもしれない。
(ただし施設の面では大いに改善の余地を残しているのだが)

NPBのような迫力はないのかもしれない。
プレーも凄いプレーと案外なプレーがごちゃ混ぜ。観客数も少ない。
ただ、BCリーグにはみんないっしょに成長していこう、
プレーヤーも、チームも、観客も、一緒に成長していける楽しみがある。
同じプロ野球でもNPBだと、ある程度出来上がってしまっている部分も、
BCリーグならこれから自分たちで作っていける。
こんな楽しみがあるのは大きな魅力になるはずだ。

また行きたいな。そう思わせてくれた両軍の戦いに拍手を送ろう。
そして群馬ダイヤモンドペガサス。次は勝て。

by urutimai1970 | 2009-07-20 23:30 | スポーツ