J2第41節 カターレ富山 0-2 ザスパ草津

いやあ、後半は大いに肝を冷やした。
1点のビハインドを背負った富山の果敢な攻め込みは
実に14本のコーナーキックに繫がった(ちなみに草津はCKなし)。
あとちょっとの精度、僅かなタイミングの違いがあれば分からなかった。
しかしそこを草津は耐え抜く。
泥臭く、しつこく、あきらめず。
かなり危ない場面もあと1歩、あと半歩が撥ね返す。
連戦の疲れも中2日も関係ない戦いぶりからは
勝利しか求めない強い気持ちがヒシヒシと伝わるものだった。

しかし取るべき人が最高のタイミングで得点したのが奏功した。
前半立ち上がり、右サイドに開いた熊林がフリーでクロスを入れる。
中で合わせたのは都倉。富山ディフェンスは不思議なくらいスカスカ。
悠々とヘッドでゴールを揺らしたが、実は都倉のシュートはこれ1本。
今日も前線で体を張り、ボールを追い回して富山に圧力をかけ続けたが、
FWに要求されるのは何よりも得点。ゴレアドール都倉の真骨頂だ。

苦しみ喘ぐ後半にチームを救ったのは小林だ。
機敏な動きと持ち前のスピードは今日も燦々と輝きを放つ。
ドリブルからシュート、クロスに合わせて鋭いボレー。
惜しい場面が続くなか、最後にキッチリ決めて見せたのはスピードで。
左サイドから斜めに猛然と駆け込むと
オフサイドギリギリの飛び出し決まって富山GKと1対1。
これを冷静に蹴り込んでダメ押し。試合を決定づける仕事は2戦連続だ。

全体として見れば、試合を支配しきれたとは言えず、
特に後半の富山の時間帯は実に厳しい我慢を強いられた。
そこをこらえきって、2試合連続の完封勝ちというところに意味がある。
甲府のような、高い攻撃力を誇るチームに対して粘り切り、
富山のような、堅守を軸に速い攻めを狙ってくるチームにも何とか対応できた。
これで過信するような面々ではないと思うが、自信にしていいと思う。
次節から2試合センターバック田中が出場停止となるが、
このいい流れに乗って「俺だって」と奮起してもらいたい(藤井、がんばれ!)。

水戸、横浜FC、鳥栖と続くが、相手云々ではない。
残る10試合でこの連勝で得たものを生かせるか。
それこそが草津が戦う「相手」なのだろう。
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by urutimai1970 | 2009-09-23 16:12 | ザスパ草津