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ホーム最終戦「ザスパ草津vs佐川急便東京SC」@県サ

勝ちたかった。なんとしても勝ちたかった。

「来期J参入を表明したクラブ中2位以内、JFL総合順位3位以内」というのが
おおよそのJ2参入合格ラインとされているが、とにかく文句を言わせない成績でJへ。
そのためにも「JFL総合順位2位」を一節でも早く決めてしまいたい。
「勝つ!」
その強い気持ちがザスパ草津の選手たちに、スタッフに、サポーターたちに漲っていた。
気合いが、闘志が、ギラギラと燃え盛っていた。
バックスタンドは総立ちで声をからしてコールを送り続けた。
メインスタンドも鳴り止まぬ拍手でイレブンを鼓舞し続けた。
選手たちは懸命だった。必死さがストレートに伝わってきた。
しかし、わずかに、重圧か、闘志が空回りし、焦りが危機を生む。

例えば、開始1分で放ったシュートがクロスバーを僅かに越えた。
ボール1個分ほど、浮いてしまった分の力み。
これが90分間を通じてついに解消できなかった結果が無得点試合に繋がったのか。
例えば、後半チカがゴール前で犯した軽率なボール処理ミスを佐川東京につけこまれた。
しかしGK北の的確な判断で大ピンチから逃れた。
90分を通じて試合に対する高い意識は保たれた。無失点試合はその賜物といえる。

来週はJFL今期最終節。決めるも失うもvsHondaFC戦で全て決まる。
ホーム開幕戦では堅守のHondaから4点奪ってみせたザスパ。
しかし後半ロスタイムに古橋(現:C大阪)ひとりに2点を返された痛恨事も記憶に生々しい。
サポーターは声を限りに闘志を選手に届けよう。
我らの声で「重圧」なんて吹き飛ばしてあげるから。
さあ、正念場。ザスパ草津!

JFL後期第14節 ザスパ草津 0-0 佐川急便東京SC

by urutimai1970 | 2004-11-27 23:30 | ザスパ草津