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J2第43節 ベガルタ仙台 5-2 ザスパ草津

とにかく攻撃。ベガルタを完封して1点勝負で、というのは難しいだろう。
1点また1点と互いに奪い合う展開のなかで勝機を見出すことになるかな、と。
アンパーンチさん、そういうことで攻撃陣の一角として山崎選手に期待したんです。
今期開幕の神戸戦とか劣勢を強いられたアルウィンの鳥栖戦とか、
そういう舞台で力を発揮している山崎選手の爆発に。
しかし苦しい戦いになりましたねえ・・・。



相変わらずザスパを相手にすると縦横無尽、生き生きとピッチを暴れまわるベガルタ。
今日もイヤになるほど攻められた。
ザスパボールは奪われる、パスは小気味よく繋がる回る、
そして決定的なシュートが雨あられのように降り注ぐ。
それでも何とか最後に防ぎ続け、あるいはミスに救われて先制は許さず、
逆に中井のコーナーキックから斎藤竜のヘッドでザスパ先制。
いい流れになるのかな、とやや期待。
先制したのに期待が「やや」レベルに留まるのは、
ベガルタ相手に1点リードは無いに等しいなと思ったから。
1点を先行したら畳み掛けなければならない。
2点差、3点差、4点差。ベガルタの気勢を完全に殺いでしまうような点差が欲しいなあと。
だから直後に奪われた同点ゴールがイヤだった。
あれでベガルタは「慌てることはない」、落ち着きを取り戻したと思う。
その出鼻を挫くようなザスパ再度リードの展開に持ちこめればまだ違ったのだろうが、
2点目を奪ったのはベガルタ。完璧なバイシクルシュートは美しくすらあった。ちくしょー。

後半は、あまり覚えていません。またやられた無念さだけが残っている。
まあ全く攻め込むことすら叶わず一方的にやられまくったわけでもないし、
どこかで1点決めていたら、という気持ちもあるが終わってみれば「虐殺」。
この2年の仙台ホーム4戦は「0-4」「0-1」「1-5」「2-5」。
3得点14失点。いいお得意さんになってしまっているのだ。
中盤であまりにも簡単にボールを失ってしまったり、カウンターに対する備えが酷かったり、
また今節でいえば島田と聡太郎がいない苦しさもあったと思うけど、
それにしてもここしばらくなかった崩壊ぶりにはがっかりした。
基礎レベルが違うのかなあ、なんて考えてみたり。
それと最近は観客数減が嘆かれているらしいと噂に聞くユアスタらしいが、
あの雰囲気はやっぱりベガルタ選手を相当に後押しするだろうし、
対戦相手にとってみればあれほどイヤな空気はなかなか味わうことはないだろう。
チームとサポーターが噛み合って戦うとその威力は確実に倍加する。
その典型例をあらためてベガルタ仙台とサポーターに感じたような気がした。
点差だけでは割り切れない、この打ちひしがれたような敗北感の源はそこなのだろう。

来週はJ2リーグ戦はお休み。天皇杯3回戦だ。
相手は東海1部リーグ・FC岐阜。相手もさることながら一発勝負も甘くない。
久々のサカラグでもある。目いっぱい声を出して行こうと思った。
「声」は選手を後押しするのだから。

by urutimai1970 | 2006-09-30 18:16 | ザスパ草津