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1勝1敗

さて昨日、ザスパの試合があるというのに中継も見ず、
何をしていたかといえば



資格試験を受けていたのである。
福祉住環境コーディネーター、2級・3級を併願。
高崎問屋町駅で電車を降り、憂鬱な足取りも10分足らずで高崎商工会議所に到着。

・・・受かるわけねー。

勉強をしていなかったわけではないが記憶に残らず、
資格取得に対する真剣みも、今振り返れば、十分とはとてもとても。
しかもこの日のために作った「直前ノート」をウチを出るとき取り違え、
あろうことかまっさらの新品、何も記されていないノートを持ってくる大失態。

ま、かえって落ち着きましたけどね。「もうどうとでもなれ」って。

6階の大ホールに入ると、受験者は若い人が大多数。
おそらく福祉関係を学ぶ学生さんなのだろうな。若い匂いがムンムンしてる。
ああ、あんな時代が俺にもあったはずなんだけどなあ。
何がショックって若い女性に限らず、若い男性の匂いも悪くないと思ってしまったこと。

やっぱり、歳を、取ったんだよ。

だから圧倒的な若人の中に白髪のおっさんなんかみつけると不思議と嬉しくて、
心の中で「おっさん、お互いやったろうぜ!」とエール送ってみたりして。
そりゃあもう、参考書も直前ノートも忘れて受験しに来た男が俺さ。
いちおうひとわたり眺めてみたけど、おばさんが極めて少なかったな。

観察する時間はたっぷり。他にやることがない試験前だもの。

でもまあ午前開始の3級は楽しみながら回答。
マークシートこりこり。HBの鉛筆でこりこり塗り絵が懐かしい。
勉強してなかったわけではないのでわかる問題はやっぱりわかる。
というか、単純に国語の問題なのではないか、と思われる設問もあってラッキー。

過去問も知らずに受験している男が俺さ。受験生の態度としては大間違い。

それでも2時間の試験時間を優雅に使い切り、軽やかな足取りで時間前退室を果たす。
外へ出て、買ってきた弁当を広げる場所にも困ってしまい(だって問屋町だもの)、
しかたなく高崎問屋町駅に引き返してベンチで昼食。
手には茨木のり子著「ハングルへの旅」。文庫半分ほど熟読する。

参考書は忘れても移動中の文庫本は忘れない、そんな受験生がこの俺さ。

午後。2級。受験生の数が3級のそれの倍はいる。
ほうほう、多いねえ。ではトイレ。

直前まで資格取得の努力を惜しまない。そんな皆さんの対極にいるのがこの俺さ。

・・・そろそろ「徳島vs草津」始まったよな。
・・・ジャパンカップ、インティライミはどんな仕上がりなのかなあ。
・・・帰りにうどんでも食ってくかな。
・・・ ・・・ ・・・

いちおう試験中はこれらの雑念を廃してちゃんと向き合ったのもこの俺さ。
受験料、安くなかったんだしね。

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で、先ほど自己採点してみたところ、3級は合格の見通し。
合格ライン100点満点中70点のところ、80点ほど取れている模様。
2級は惨敗確実。やはり70点が合格ラインのところ、自己採点は61点と出た。
問題用紙に書き写した回答記録が間違ってなければね。

よーし、こうなったら2級取ったる。
こんどこそちゃんとした受験生として挑むのだ。

by urutimai1970 | 2007-11-26 12:10 | 徒然