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みんなの力を合わせたい

大袈裟で、なおかつ漠然としたタイトルになったなあ。
ただそういう方向で考えたときに気になる風景を最終節の敷島で見た。

B-H。ある「男性」、大旗振ってた「旗振り」の元へ。
やりとりまでは聞こえなかったが恐らく『試合が旗で見えないぞ』。
「男性」その場を去った後、「旗振り」が「男性」に背を向けて隣に示した仕草が

①握りこぶしの親指を立て、少し上げた顎の下を水平に走らせた後、
②親指を真下に向けた。

①は「首を掻き切る」「首を獲る」仕草に見えて極めて物騒だし、
②は「最低」「駄目」「見下げ果てたぜ」。高飛車この上なく高慢極まるもの。

僕が見たこの光景が「申し訳ない、見間違い」であったらよかったのだが、
すぐそばにいた知り合い複数がやはりこの光景を見ていたことが判明。
どうやら見間違いではなさそうで、残念だ。

B-Hという場所柄、大旗はためく光景は欠かせないものだ。
応援風景に旗がないなんて気が抜けちゃってシャレにもならない。
敷島のB-Hにたくさんの旗、打ち振られる。素晴らしい。
ただ、正直いえば試合を見たい。せっかく敷島に来たのだから。
でも、やっぱり旗が醸し出す勇壮さや迫力は捨ててはならぬ。
だから「多少見えなくても」と割り切っている。
でも見られるものならやっぱり見たいさ、ゴール前の攻防を。
当然だけど、ペナルティエリアをすっかり旗に隠されて
仕方なくゴールネットに注目する、なんてのは本当は避けたいさ。
でも「多少見えなくても」。僕はすっかり割り切っている。
応援に、サポートに、旗は必須。
そもそも毎回隠されるわけじゃないしね。

でも、敷島B-Hの全ての仲間が「納得している」「割り切れている」わけではないはず。
ザスパはJ参入3年目。B-Hにはいろいろな人が気兼ねなく集ってくる。
これこそザスパが他クラブに対して誇れる点のひとつだが、
とにかくいろいろな考えの人がB-Hにいるということを心の中に留めておきたい。

例えば指笛を吹く人がいる。非常に響く高い音が前の人の耳をつんざくかもしれない。
例えば旗を振る人がいる。大きさや振り方次第で後ろの人の視界を遮るかもしれない。
「だからこうしろ」とは言わない。それは各自が考えるべきことだ。
工夫の仕方はいくらでもあるだろう。じっくり考えてみるのもいい。
工夫して効果をあげている人もいる。そういう姿から学ぶのもひとつの手だ。
ただ、自分の応援方法・スタイルを意見されたからといって、
下品極まりない仕草で憂さを晴らすのは、救いのない愚かな行為にしか映らない。
そういう姿だけは、2008年の敷島では見たくない。
少しづつ前進を続けてきたザスパじゃないか。
彼らといっしょに戦う我らもまた、力を合わせて行こうじゃないの!
気分よく、士気高く、とにかく熱く!
そのために、少し振り返って考えてみるのもオフシーズンの使い方。
時間は、たっぷりある。

by urutimai1970 | 2007-12-03 08:58 | ザスパ草津