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第2クールは国立で東京V戦でスタート

第1クールは11位で終了。
6勝2分9敗、勝ち点20は、首位C大阪と21点差。
昇格圏内3位の仙台まで15点差。
ひとつでも上位を目指すためには
この厳しい現状を突破していかなくてはならないわけだ。

なぜ厳しくなったか。
精度と速さ、大胆さに欠けるパスサッカースタイルと、
中盤省略状態に陥りがちな守備がまずいのではないか。

パスを繋いで相手を崩して、というスタイル自体はいい。
ボールを回しながら相手の隙を突いて縦パス、あるいはえぐってクロス。
悪くないが、これがザスパの攻撃の形というにはもっと精度が欲しい。

密集で局面を一気に変える、
通れば決定的なショートパスが相手の網にあまりにも簡単に引っ掛かる。
中盤での攻防でのミスなので、
ここでボールを失うと「中盤省略」の守備になりがち。
怒涛の逆襲は必ずといっていいほどゴールまで、シュートまで運ばれる。

逆襲を喰らわないように、確実なポゼッションサッカーをするために、
相手に的を絞らせないボール保持をしなければいけないのだろうが、
そのためにはもっとパス&ゴーの「ゴー」の部分を高めなければならないし、
チームのアクションとして緩急、
とくに「急」の部分をもっと使えるようにならなければ苦しい。
最近のうまく行っていない時期は大胆なサイドチェンジも少なかったし、
そうなればショートパスの各駅停車、相手にしてみればやりやすいだろう。

前節はベテラン3人がピッチに戻って来た。
両SBにチェ・ソンヨンと寺田。前線には高田。
いまのもうひとつ縮こまり気味な状況を打開するには、
ベテランがどんどん要求することが必要だ。
互いに遠慮なく要求し、チャレンジを続け、全員で前を向いて戦う。
ベテランが姿勢を示すことでチーム内が引き締まる面があるはずだ。

さあ、東京V戦から逆襲を始めよう。
相手云々なんて言っていられない。まず「自分たち」だ。

by urutimai1970 | 2009-05-27 16:50 | ザスパ草津