J2第25節 ザスパ草津 1-1 徳島ヴォルティス

90分が経過しロスタイムは4分。
3ヶ月ぶりの正田スタの歓喜は、またしてもならず。
長いロスタイムに悪夢が隠れていた。

前半の早い時間帯に先制点を決めたのは都倉。
雨予報で雲厚く、
試合開始直後には叩きつけた雨粒の飛沫でトラックが白く見えたほど。
そんな天気でもスタンドを埋めた6千人近い観衆が
雨雲を吹き飛ばすような歓喜に沸いた。

その後は一進一退、
互いにチャンスを作り、しかし完遂させることなく潰しあう。
ゴール前でのフリーキックを与える場面もあったが、
両者ともよく守り、決定的な場面にはさせない。

時間が刻々と経過する。
後半ロスタイムも2分を越えた頃だった。
北のゴールキックをヘッドで競り合い、ボールは徳島へこぼれた。
カウンター、滑らかに繋がれたボールにザスパは触れることも叶わず。
左から送られたクロスボールは
「紺」「灰」「紺」「灰」と並んだゴール前の4選手の左の「灰」ファビオにドンピシャ。

結果論、もちろん結果論なんだけど、ちょっと記しておく。
スコアは1-0。決定機はあったものの最小リードの時間が続いていた。
ベンチを見ると交代選手が準備している。
よく見えなかったが秋葉だと思った。「守るんだ」そういう交代だと。
85分、廣山に替わって入ってきたのは山崎。
その前77分の交代は都倉に替えて小池だったし、
監督に真意を確かめたわけではないが、
山崎は、やっぱり、守備の選手ではないだろう。
「攻めろ」「2点目を取りに行け」。そういうメッセージだと思った。
どうなんだろうか。拍手しながら呻く自分がいた。

1点を守りきれないチームに上位は狙えない。
攻めるのか、守るのか。
とくにホームで勝ててない状況で訪れた「勝てそう」な空気。
はたしてピッチの11人はどうなるだろう。
もちろんその空気を感じて適切に動ける選手もいるだろうが、
中には勝ちたい気持ちに縛られて冷静さを失う選手もいるかもしれない。
選手交代は、いったんゲームを止め、
交代選手でピッチに明確なメッセージを送る有効な手段だ。
そこをうまく使えていれば…。

ここで一回、形を崩してでも「ホーム勝ち」を手にしておくべきではなかったか。
形を崩すといっても「ゲーム最終盤での守備固め」であれば、
今季目指すサッカーと相反しないと思うのだが。
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by urutimai1970 | 2009-07-04 23:30 | ザスパ草津