人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今期JFL終了、地域リーグ決勝大会終了

昨日JFL最終節が行われ、今期全日程を終了した。
優勝はHonda FC。何をいまさらではあるがホントに強い。
主力級を毎年のように引き抜かれながら、
それでも踏ん張って「JFLの門番」、今年も実に逞しかった。
2位・3位は佐川勢。この「2強」が来期は合併して「佐川急便SC」(だっけ?)。
恐ろしい門番がまたひとり。(御給は残れるかなあ…)

 1位 83 Honda FC
 2位 75 佐川急便東京SC
 3位 72 佐川急便大阪SC
 4位 67 YKK AP
 5位 66 ロッソ熊本
… … … … … … … … …
10位 37 アルテ高崎
… … … … … … … … …
17位 27 三菱水島FC
18位 22 ホンダロック

ロッソのJ参入。2位と勝ち点差「9」の「5位」が最後の提出物となった。
おそらく現在協議中かと思われ、昨日の「騒動」についても記事を見かけたが、
結果はどうあれ自分たちの地元に愛すべきクラブがあることの幸せを忘れてはいけない。
僕は今でこそザスパ草津という愛すべきものに恵まれたが、
その直前やはり愛すべき存在だった「高崎競馬」の廃止を経験している。
サッカーと競馬を同列に語ることに無理があるのは百も承知。
ただ、あの深い砂を蹴立ててゴールへ迫り来るレースの迫力には惹かれた。
カツノコバン、ダンディテシオ、タマルファイター、テンリットル、ドラゴンキャプテン…。
彼ら高崎で育った馬たちがJRAへ遠征していくときには胸が躍ったものだ。
しかし今、その馬場は舗装され駐車場に姿を変えた。
もう二度とここで馬が走ることはない。「コンクリ走路」に胸が裂ける思いがしたものだ。
失われてしまったあの高崎競馬は二度と蘇らない。
結果が出ない、と非難するのはカンタン。
結果が出ないなら、出ないからこそ、周囲の支えが大切になる。
ロッソが今回のチャンスをものに出来れば「おめでとう」と祝いたい。
無念にも見送られたなら「もう一回挑戦しよう!」と言いたい。
ロッソ熊本は今期限りで消滅するわけじゃない。
チームある限り挑戦。いつか扉をこじ開ける、火の国の情熱を見たい。

地域リーグ決勝大会。何とTDKが優勝してJFL昇格を決めた。
「何と」とは失礼かもしれないが、野球では都市対抗の頂点に立ち、
サッカーはついに全国リーグ昇格を達成したとあっては「快挙」そのもの。
おめでとうございます。全国リーグ・JFLでの活躍をお祈りいたします。

「となると、2位は?」
ファジアーノ岡山、V・ファーレン長崎といった本命筋を抑えて
FC岐阜が入れ替え戦の権利を勝ち取った。まずはおめでとう、と申し上げたい。
去年の東海2部での「驚異的粘り腰」を聞けば今度もまた…の期待も膨らむ。
相手は三菱水島FCホンダロック。とにかく幸運を祈る。

(佐川合併とかロッソの成り行きもあるんで必ずしも「入れ替え戦」とは限らないか…)

【追伸】16時確認。ロッソ熊本、来期のJ2参入は見送られた。

by urutimai1970 | 2006-12-04 15:08 | サッカー