アルテ高崎 6-0 ザスパ草津U-23
惨敗の結果となり、U-23の県代表へのチャレンジは決勝で潰えた。
6失点の完封負けは言い訳のしようもない結果だろう。
ただ挑戦者は挑戦者として夢に挑み、
勝ちたい気持ちをプレーに表して90分を戦った。
試合を終えて挨拶に来た彼らは悔しさを丸出しにしていたが、
いいファイトを見せてもらった。あれが戦う姿というものだ。
勝敗を分けたのは前後半とも喫してしまった立ち上がりの失点。
これに尽きると思われる。
格上が試合開始早々に1点をリードした。後半は開始直後に得点できた。
アルテの選手たちにしてみれば
心理的な余裕は相当なものがあったはず。
トーナメントの一発勝負。「何かの間違い」も命取りになる。
戦うリーグのレベルの違いを見せつけるような圧勝劇になった。
真剣勝負の経験値の差なのか。
県3部とJFL。選手自身ではどうしようもないのだが。
アルテのように高いレベルでの実戦経験はU-23では難しいし。
いや、でもそれは初めからわかっていたこと。
選手もそれを理由とはしないだろう。
天皇杯群馬県代表の座を目指し、真剣勝負を挑み、散ったということ。
アルテ高崎を通じてU-23の現在地を示す指標をまたひとつ得た。
彼我の距離を知った。そして挑戦は続く。
トップばっかり追ってきたけれど、U-23も。そういう気持ちになっている。
そしてアルテ高崎、天皇杯群馬県代表おめでとう。
あなたがたが行く「天皇杯本戦」という舞台を許されなかった
群馬のフットボーラーの夢を感じて一回戦のピッチに立て。
▲ by urutimai1970 | 2011-08-28 20:06 | ザスパ草津2011