とうとう大会デビュー戦。5km男子39歳以下。
先月持病のヘルニアからくる腰痛に悩まされ、
走り込みより腰痛改善、そんなこんなで練習が足りてない。
ただ、回避だけは嫌だった。
それでも走れるのか、どの程度走れるのか知りたかった。
で、神保原駅から送迎バスに揺られて試合会場へ。
とにかく様子が分からない。
おのぼりさん、まさに「おのぼりさん」。
受付を済ませて発着点の小学校校庭へ。
参加者に中学校の陸上部や野球部などの団体さんが多く、
標準的な田舎の小学校の校庭がかなり狭く感じる。
校庭の片隅に荷物を置き、アップ開始。
狭い校庭の一隅を行ったり来たり。
テレテレ入り、トコトコとペースを上げ、タッタッタッ。
体が温まってきたところで軽くダッシュ数本。
ここまで腰の不安は感じない。痛くない。
そのかわり、脚の不安は物凄い。重くて走れる気がしない。
目標を改めて設定した。
「とにかく歩かない。完走」と。
ふだん寝転がってやるストレッチばっかりなので、困った。
どこでやろうかストレッチ。
校内をウロウロしばし、プール横の芝チョロを見つけてそこで。
更衣スペースだった体育館でも出来たのだが、板張り。
マットの用意もなかったので芝チョロの選択は正解。
温めて、伸ばして、さて。
困った。時間が余った。冷えちゃうぞ。
で、また再びアップゾーンでテレテレ走る。
このあたりの時間配分は、回数こなして覚えていくことなのか。
15分前にレースユニに着替える。
寒さは想定内だったが風がある。
長袖と半袖、迷いに迷ったが「基準を作ろう」と思ってあえて半袖。
間違いだった。風で寒くて厳しかった。あの場合、長袖が正解だった。
スタート地点の数百人のごった返し。
不意打ちのように号砲一発、第1レースの「5km」がスタート。
目の前には大宮アルディージャ、隣にはFC東京。
後ろから来たのはオリックスブルーウェーブ。
こんな田舎のレースでも結構レプリカさんいるんですね。
よほどザスパのレプリカ来て走ろうかとも考えたけど、
あの練習量では・・・と考えてやめた。
10kmの部にはいたのかな、草津ユニ自体は見かけました。
1キロから2キロ、案の定カラダは動かない。
練習が全く足りてないのがテキメン、腰が落ちているのが自分でも分かる。
まずいなあ、と思いながら周りのペースに巻き込まれる自分。
それでもいけるかなと夢を見た4km過ぎ、
「もうやめてください!」と両の膝から泣きが入った。
痛いこと痛いこと、両膝外側が痛いこと。
ラストは「止まらないぞ!」それだけ念じて足を運ぶ。
フィニッシュゲートをくぐってみたものの、
そんなことで、あんまり感動らしい感動はなかった。
走れなかったんだから、という納得と、
走れなかったなあ、という悔しさと。
でもこれでマラソン大会の、何となくの流れがつかめた。
次は4月の前橋シティ10km。練習あるのみ。